[0587] USB

平成16年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
パソコン本体のUSBポートに直接接続したときには正常に作動したDVD装置を,バスパワー方式のUSBハブを介してパソコンに接続したところ,DVD装置が作動しなくなった。原因に関する記述のうち,適切なものはどれか。
DVD装置の消費電力が,ハブからの供給量よりも大きかった。
DVD装置のデータ転送速度が,ハブの扱える速度を超えた。
DVD装置のデータ転送モードが,ハブの転送モードと異なった。
DVD装置のデバイス構成情報が,ハブを介して認識できなかった。

正解

解説

 USB機器へ電源を供給する方法には,バスパワー方式セルフパワー方式があります。

 バスパワー方式は,USB機器が接続されたコンピュータ本体側から,USBケーブルを通して電源を供給します。セルフパワー方式は,USB機器自体にACアダプタなどを接続して,外部から電源を供給する方式です。

 バスパワー方式であれば,ACアダプタなどが不要であるため,設置が容易であるという特徴がありますが,1ポートあたり約2.5W までの供給電力の制限があります。マウスやUSBフラッシュメモリなど,比較的消費電力の小さいものであれば問題はありませんが,多数の機器を接続したり,消費電力の大きな機器を接続したりすると,電力不足のため動作しなくなる場合があります。

 プリンタなど消費電力が大きく,バスパワー供給電力の制限を越えてしまう機器は,セルフパワー方式で動作させるものがほとんどです。

 CDやDVDドライブは,バスパワーでもセルフパワーでも動作するものがあります。そのため,問題文のようにDVDドライブをUSBポートに直接接続するのではなく,ハブを介して接続すると,電源不足となって動作しなくなる可能性があります。

 よって,選択肢アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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