[0562] トラック,シリンダ,セクタ

平成14年度秋期 基本情報処理技術者試験より
磁気ディスク装置において,データの管理単位の容量の大小関係として適切なものはどれか。
シリンダ > セクタ > トラック
シリンダ > トラック > セクタ
セクタ > トラック > シリンダ
トラック > セクタ > シリンダ

正解

解説


磁気ディスクとは,金属や樹脂でできた円盤に磁性体を塗布した記録媒体です。複数の磁気ディスクを重ねて,ひとつの磁気ディスク装置としている製品もあります。

 磁気ディスクのデータ読み込み方法は,音楽レコードを再生する方法と似ています。磁気ディスクの磁性体には同心円状にデータが記録されており,磁気ディスクが回転することで,アクセスアームの先端に取り付けられた磁気ヘッドからデータを読み込みます( 実際には,磁気ヘッドは磁気ディスクには触れていません )。書き込みも同様の方法で行われます。

 磁気ディスクには,トラック・セクタ・シリンダと呼ばれる単位があります。



■ トラック,セクタ

磁気ディスクでは同心円状にデータが記録されますが,この円周の 1本 1本をトラックと呼びます。さらにトラックを一定角度で分割した領域を,セクタと呼びます。セクタは,磁気ディスク上で読み書きできる最小の単位です。

■ シリンダ

 1回のデータアクセスは,1つのトラックに対してのみ行っているのではありません。各記録面ごとに専用のアクセスアームを設置することで,その上下の記録面にある同位置のトラックにも同時にアクセスしています。この同時にアクセスできるトラックを縦にまとめた単位を,シリンダと読びます。




 1つのトラックは,複数のセクタで構成されており,上下同位置のトラックをまとめたものがシリンダです。したがって,データの管理単位として大きいものから並べると,「シリンダ > トラック > セクタ」 となります。正解はイです。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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