[0534] 調歩同期方式

平成14年度春期 基本情報処理技術者試験より
スタートビットとストップビットを除いて 8ビットからなる文字を,伝送速度 4,800ビット/秒の回線を使って調歩同期方式で伝送すると,1分間に最大で何文字伝送できるか。ここで,スタートビットとストップビットのビット長はともに1とする。
480
600
28,800
36,000

正解

解説

 データ伝送を行う際に,送信側が一方的にデータを送り始めてしまうと,受信側は届いた信号のうち,どこがデータの始まりでどこが終わりなのかを見分けられません。そこで,あるルールに則った送信側の信号のタイミングにあわせて,受信側がデータを正確に取り込めるようにすることを,同期を取るといいます。この同期を取つための方法のひとつに,調歩同期方式があります。

 調歩同期方式は,1文字毎に文字の前後にスタートビット“0”とストップビット“1”を付加し,1文字毎に区切りながら伝送する方式です。受信側は,決められたビット間の時間間隔を基準として,1つ1つのビットを読みとっていきます。送信側と受信側がタイミングを取るための同期信号は使用しないので,非同期方式と呼ばれることがあります。

 それでは,問題を解いていきましょう。

 1文字送信するごとにスタートビットとストップビットの 2ビットが必要になるので,1文字あたりの送信には 10ビットが必要になります。したがって,伝送速度 4,800ビット/秒の回線で 1分間に送信できる文字数は,
    ( 4,800[ビット/秒] ÷ 10[ビット/文字] ) × 60[秒]
    = 480[文字/秒] × 60[秒]
    28,800[文字]
 よって,ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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