[0524] MTBF,MTTR

平成15年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
機能が異なる 2個の部品 a と b を,直列に接続することによって構成されるシステムの稼働率として,最も近いものはどれか。ここで,部品 a と b の MTBF と MTTR は表のとおりである。

0.833
0.909
0.913
0.917

正解

解説

 まずは,MTBF,MTTR について説明します。

■ MTBF

MTBF(Mean Time Between Failures)は平均故障間隔ともいい,修理を終えたシステムが次に故障を起こすまでの平均時間のことです。つまり,MTBFが長いシステムほど可用性が高く,故障しにくいといえます。


■ MTTR

MTTR(Mean Time To Repair)は平均修理時間ともいい,故障中や修理中などでシステムが稼動していない平均時間のことです。つまり,MTTRが短いシステムほど保守性が高く,故障時の修理が容易であるといえます。



 MTBF と MTTR の関係は,下図のように考えることができます。


 したがって,ある装置の MTBF,MTTR が与えられたとき,装置の稼働率は,次の式で計算することができます。

稼働率 = (MTBF) ÷ (MTBF + MTTR)



 問題文では,2つの部品の MTBF,MTTR が与えられているので,各部品の稼働率は,
    部品 a の稼働率 = 20 ÷ ( 20 + 2 ) = 10/11
    部品 b の稼働率 = 33 ÷ ( 33 + 3 ) = 11/12
 部品 a,b は直列に接続されているので,システム全体での稼働率は,
    ( 10/11 )× ( 11/12 ) = 5/6 = 0.833 ・・・
 よってアが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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