[0511] デバイスドライバ

平成15年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
パソコンの周辺装置を利用可能にするためのソフトウェアであるデバイスドライバに関する記述のうち,適切なものはどれか。
OS を再インストールする場合には,デバイスドライバも再度組み込む必要がある。
デバイスドライバは,表計算ソフトやワープロソフトなど,実行するアプリケーションごとに必要である。
入出力可能な周辺装置の場合,読取り専用,書込み専用,読み書き両用の 3種類のデバイスドライバが必要となる。
プリンタなど同一機能の装置を 2台接続する場合,一つで両方の装置を制御することが可能なデバイスドライバが必要となる。

正解

解説

 パソコンはさまざまな機器によって構成されており,パソコン機能の一部分を受け持つビデオカード,サウンドカード,プリンタやマウスなどのハードウェアを,デバイスといいます。接続されたデバイスを利用するためのソフトウェアを,デバイスドライバといいます。


 パソコンに新しくデバイスが追加されても,デバイスドライバを正しくインストールすれば,アプリケーションや OS そのものに変更を加えることなく,そのデバイスを利用できるようになります。これは,OS やアプリケーションが直接デバイスを操作するのではなく,右図のようにデバイスドライバ経由でアクセスしているためです。

 通常,デバイスドライバは,FDD や CD-ROM の媒体で製品パッケージに同梱されています。製品ベンダーの Webサイトからダウンロードできるものもあります。 OS で汎用のデバイスドライバを用意されている場合もあります。


 それでは各選択肢をみていきましょう。


OS を再インストールすると,OS 上にインストールされていたソフトウェアは削除されます。したがって,デバイスドライバは再度組み込まなくてはなりません。

 デバイスドライバは,表計算ソフトやワープロソフトなど,実行するアプリケーションごとに必要である。
アプリケーションではなく,接続するデバイスごとに必要です。

 入出力可能な周辺装置の場合,読取り専用,書込み専用,読み書き両用の 3種類のデバイスドライバが必要となる。
通常,1つのデバイスドライバには読み取り,書き込みなど,ひとまとまりの機能が含まれています。

 プリンタなど同一機能の装置を 2台接続する場合,一つで両方の装置を制御することが可能なデバイスドライバが必要となる。
デバイスごとのデバイスドライバが用意されていれば,OS が使い分けをしてくれます。


 以上より,アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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