[0473] 分散オブジェクト技術

平成13年度秋期 基本情報処理技術者試験より
クライアントとサーバの上で動くプログラムの開発を,それぞれ異なったオブジェクト指向言語(例えばJavaとC++)で行うとする。このような異なった言語で開発したオブジェクト同士でも,クライアントからサーバ上のメソッドを呼び出すことを可能にする標準仕様はどれか。
CORBA
OMG
OMT
VRML

正解

解説

 オブジェクト指向言語では,状態(メンバ変数)と振る舞い(メソッド)をもつオブジェクトを定義します。オブジェクトが,他のオブジェクトに対してメッセージを送信することによって,オブジェクト同士を協調動作させることで処理を実行していきます。オブジェクト指向言語には,Java や C++ 以外にも SmallTalk,Ruby,C# など,さまざまな言語があります。

 このオブジェクト同士の動作を 1台のコンピュータ上だけで行なうのではなく,ネットワークを介して離れたコンピュータ上のオブジェクトの呼び出しを可能にする技術を分散オブジェクト技術といいます。



 分散オブジェクトを実現する技術としては,CORBA(Common Object Request Broker Architecture) や Java RMI,HORB などがあります。なかでも CORBA は言語に依存しないのが特徴です。

 それでは選択肢をみていきましょう。


 CORBA
CORBA は異言語での分散オブジェクト環境を実現することができます。

 OMG
OMG(Object Management Group)は,CORBA や UML などの標準化および普及を推進する団体です。

 OMT
OMT(Object Modeling Technique)は,オブジェクト指向開発の方法論のひとつです。

 VRML
VRML(Virtual Reality Modeling Language)は,三次元グラフィックを記述するための言語です。


 よって,アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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