[0460] 帳票設計

平成13年度秋期 基本情報処理技術者試験より
ある販売店では,年間の購入実績によって客層を区分し,この客層区分に従って割引率を設定している。1年間の販売実績が売上日の順に次のような形式のレコードで記録されている。そのファイルに基づいて会計年度末に客層区分の見直しを行っている。その際に必要となる帳票の作成方法として,適切なものはどれか。



注 希望販売価格合計 = 希望販売価格 × 販売数量
販売金額 = 希望販売価格合計 × ( 1 - 割引率 )
売上日をグループキーとして販売金額の集計を行い,販売金額を降順に帳票に印字する。
客層区分をグループキーとして希望販売価格合計の集計を行い,希望販売価格合計の集計値を降順に帳票に印字する。
顧客IDをグループキーとして希望販売価格合計の集計を行い,希望販売価格合計の集計値を降順に帳票に印字する。
販売金額をグループキーとして販売金額の集計を行い,販売金額の集計値を降順に帳票に印字する。

正解

解説

 帳票を利用する目的は,「年間購入実績によって,顧客の客層区分を見直す」ことにあります。ポイントは,年間購入実績とは何を表すか,という点です。問題文には年間購入実績の定義はありません。

 一般的には 1年間での購入合計金額を指しますが,特定商品に着目した購入合計金額,購入頻度を加味する場合もあります。どの解釈であれ,顧客ID ごとに客層区分を見直す目的があるので,顧客ID をキーとして集計することになります。ここで選択肢をみていくと,




 売上日をグループキーとして販売金額の集計を行い,販売金額を降順に帳票に印字する。
売上日をグループキーとして販売金額を集計 → 日別の売上集計

 客層区分をグループキーとして希望販売価格合計の集計を行い,希望販売価格合計の集計値を降順に帳票に印字する。
客層区分をグループキーとして希望販売価格合計の集計 → 客層区分別の売上集計

 顧客IDをグループキーとして希望販売価格合計の集計を行い,希望販売価格合計の集計値を降順に帳票に印字する。
顧客ID をグループキーとして希望販売価格合計の集計 → 顧客別の売上集計

 販売金額をグループキーとして販売金額の集計を行い,販売金額の集計値を降順に帳票に印字する。
販売金額をグループキーとして販売金額の集計 → 売上単価の分布調査?

 となるので,選択肢ウが最も適切です。

 ちなみに,このときの顧客別売上集計表は下図のようになります。

※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

関連する(かもしれない)問題