[0459] 複利計算

平成15年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
表計算ソフトを使って,元金千円当たりの複利による利息早見表を作成する。セルB4に入れる式はどれか。ここで,B4 の式は,B4 ~ F13 の範囲の各セルに複写される。

$B$1 * (( 1 + $B2 )^$A4 - 1 )
$B$1 * (( 1 + $B2 )^A$4 - 1 )
$B$1 * (( 1 + B$2 )^$A4 - 1 )
$B$1 * (( 1 + B$2 )^A$4 - 1 )

正解

解説

 銀行口座の預金のように,一定期間の預金に対して得られる利子によって,来期,次期と元金がどれぐらい増えていくかを計算する問題を複利計算といいます。複利計算では,一定期間が過ぎるごとに利子が発生し,その利子と元金の合計金額を,次期の元金として計算していきます。

 問題文のワークシートでは,入力された元金をどれぐらいの年数,利率で預金すると,利子がいくらになるかをシミュレーションしています。計算するセル内容は元金+利子の合計ではなく,利子のみであることに注意してください。

 選択肢はセルの参照方法が異なるだけで計算方法は同じです。各セルに入力すべき計算式は,
    [元金] × (( 1 + [利率] )^[年数] - 1 )
となっています。利率0.02,年数1 の利子を計算するセルB4 には,
    ■ 利率0.02,年数1 のときの利子
    1000 × (( 1 + 0.02 )^1 - 1 ) = 1000 × ( 1.021 - 1 )= 1020 - 1000 = 20
利率0.02,年数1 の利子を計算するセルB5 には,
    ■ 利率0.02,年数2 のときの利子
    1000 × (( 1 + 0.02 )^2 - 1 ) = 1000 × ( 1.022 - 1 )= 1040.4 - 1000 = 40.4
 したがって,セルB4 ~ F13 の範囲で複写する際には,
  • [元金]は,セルB1 の行列ともに絶対参照する
  • [利率]は,列を複写先セルの列番号,行を 2 で固定する
  • [年数]は,列を A で固定,行を複写先セルの行番号とする
 よって,$B$1 * (( 1 + B$2 )^$A4 - 1 ) のウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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