[0453] トップダウンアプローチ,構造化設計

平成13年度秋期 基本情報処理技術者試験より
トップダウンアプローチによって,プログラムが階層構造になるように構造化設計を行い N個のモジュールに分割した。このプログラムのモジュール間インタフェースの個数を表す式はどれか。ここで,下位のモジュールは上位のモジュールのどれか一つとだけインタフェースをもつものとする。
N
N2
N - 1
N( N - 1 ) / 2

正解

解説

 構造化設計とは,大きな処理を段階的に小さな処理単位へ分割していく設計手法です。構造化設計によって開発されたモジュールは独立性が高くなり,汎用性・保守性・拡張性に優れたよいプログラムとなります。トップダウンアプローチは大きな単位から小さな単位へ設計を進めていく手法で,構造化設計には適しています。

 下図は構造化されたモジュールの構成図です。上位のモジュールは,下位のモジュールを必要に応じて呼び出します。呼び出されたモジュールは,さらに下位のモジュールを呼び出します。全体のモジュールとして大きな処理を実行可能でありながら,1つ1つのモジュールはプログラムサイズが小さく,シンプルな処理のみを実行するだけとなります。



 モジュールを呼び出すための仕組み・方法(インタフェース)は,呼び出すモジュールの個数分だけ必要になります。しかし,最上位のモジュールは自らを実行するのみなので,最上位モジュールの呼び出しインタフェースはカウントする必要はありません。下位モジュールは上位モジュールのどれか 1つとだけインタフェースを持つので,必要なインタフェースの個数は,
    必要なインタフェースの個数
    = ( 全モジュール数 ) - (最上位モジュールの呼び出しインタフェース)
    = N - 1
 よって,ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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