[0438] 合計段取り時間

平成14年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
製造業のA社では,NC工作機械を用いて,四つの仕事 a ~ d を行っている。各仕事間の段取り時間は表のとおりである。合計の段取り時間が最小になるように仕事を行った場合の合計段取り時間は何時聞か。ここで,仕事はどの順序で行ってもよいものとし,FROMからTOへの段取り時間(仕事 a から仕事 b へは 2)で検討する。

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5
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7

正解

解説

 最小の合計段取り時間を求めるには,すべての仕事順序について段取り時間を計算し,最小のものを選択します。確実な解法ですが,仕事 a ~ d の実行順序は 4 × 3 × 2 × 1 = 24通りあるので,計算量が多くなってしまいます。

 計算量を減らすために,ある程度推測しながら最小の組み合わせを調べるには,段取り時間表の FROM の行に注目してください。

 FROM の各行において,最小となる作業順序は,
    仕事 a の行 : 仕事 a → c (段取り時間 1)
    仕事 b の行 : 仕事 b → a,c (段取り時間 1)
    仕事 c の行 : 仕事 c → d (段取り時間 2)
    仕事 d の行 : 仕事 d → c (段取り時間 2)

です。まず,これらの作業順序を組み合わせて,合計段取り時間を 4 にできるかどうかを検討します。すると,仕事 b → 仕事 a → 仕事 c → 仕事 d の組み合わせができ,なおかつこのときの合計段取り時間は 4 となります。

 よって,アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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