[0437] TFT

平成13年度秋期 基本情報処理技術者試験より
表示画面の大きさが同じ CRT ディスプレイと比較して,TFT 液晶ディスプレイが優れている点はどれか。
応答速度が速い。
価格が安い。
視野角が広い。
消費電力が少ない。

正解

解説

 コンピュータで利用されるディスプレイには,大きく分けて CRT(Cathode Ray Tube)LCD(Liquid Crystal Display)があります。

 CRT はブラウン管のディスプレイです。画面が明るく,視野角が広く,安価であるのが特徴ですが,ブラウン管を利用するので,装置の奥行きが長く,消費電力が高いという欠点があります。

 LCD は液晶を利用したディスプレイです。消費電力が小さく,CRTに比べ奥行きが小さいので,ノートPC や PDA,携帯電話などに採用されています。液晶はそれ自体で発光する性質はなく,バックライトと呼ばれる光源が必要になるので,CRT と比べて視野角が狭いなどの欠点があります。

 LCD の表示方式にはいくつかの方法がありますが,旧来の STN(Super Twisted Nematic)方式に変わって TFT(Thin Film Transistor)方式が主流となっています。CRT には敵わないものの,TFT方式は,STN方式での画面表示の反応速度の遅さ,視野角などの欠点を補っています。

 それでは選択肢をみていきましょう。


 応答速度が速い。
反応速度は CRT の方が速いです。

 価格が安い。
価格は CRT の方が安いです。

 視野角が広い。
視野角は CRT の方が広いです。

 消費電力が少ない。
消費電力は TFT方式の LCD の方が少ないです。


 以上より,エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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