[0408] 表計算,IF関数

平成14年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
商品コードが6けたの数値として入力されている表がある。商品コードは,左から大分類,中分類,小分類のコード2けたずつで構成されている。

セルE5には,コードを検査するために次の式が入力されている。
IF( 整数部( A5/E$1 )≧ E$2,IF( 整数部( A5/E$1 )≦ E$3,'○','×'),'×')

セルE5の式は,セルE6~E80に複写されている。列Eはどのような検査を行うために使われているか。ここで,E1~E3には検査のための数値を入力してある。

商品コード全体が一定の範囲に収まっているかどうかの検査
大分類が一定の範囲に収まっているかどうかの検査
中分類が一定の範囲に収まっているかどうかの検査
小分類が一定の範囲に収まっているかどうかの検査

正解

解説

 表計算ソフトにおける IF()関数は,次のような動作をとります。



IF( B3 > A4, ’北海道’ , ’九州’)
第1引数に指定された論理式が真(成立する)ならば第2引数が,偽(成立しない)ならば第3 引数が求める値となる。左の例では,セルB3 がA4 より大きければ文字列’北海道’ が,それ以外の場合には文字列’九州’ が求める値となる。論理式中では,比較演算子として,=,≠,>,<,≦,≧を利用することができる。第2 引数,第3 引数に,更にIF 関数を利用して,IF 関数を入れ子にすることができる。




 セルに入力される式
    IF( 整数部( A5/E$1 )≧ E$2,IF( 整数部( A5/E$1 )≦ E$3,'○','×'),'×')
は,IF()関数が入れ子になって使用されており,これを分解すると下図のようになります。



 つまり,整数部( A5/E$1 )≧ E$2 かつ IF( 整数部( A5/E$1 )≦ E$3 のとき‘○’を表示し,それ以外の場合は‘×’を表示します。この条件を満たすのは,整数部( A5/E$1 )が 10 以上 70 以下のときです。整数部( A5/E$1 )の演算は,6桁の商品コードを 10,000 で割った整数部なので,商品コードの左から2桁,すなわち,大分類を取り出す操作です。

 よって,イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

関連する(かもしれない)問題