[0396] 無線インタフェース

平成14年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
接続コードを使用せずに、手元のパソコンから、低いパーティションで隔てられた隣のパソコンヘ画像ファイルを転送したい。このとき利用できるインタフェースはどれか。
Bluetooth
IEEE1394
IrDA
シリアルATA

正解

解説

 選択肢のうち、接続コードが不要な無線通信インターフェースは、Bluetooth と IrDA のみです。まずは、これらの特徴を説明します。

■ IrDA

 IrDAは赤外線を利用した無線通信インターフェースです。通信速度は、最速のVFIR(Very Fast IR)と呼ばれる規格で16Mbpsです。他にも、SIR(115 kbps)、MIR(1 Mbps)、FIR(4 Mbps)といった規格があります。

 赤外線も光の一種なので、光が通らないような物質を挟んでの通信はできません。通常、IrDAインターフェース同士を 1m以内の距離で向かい合わせるようにして設置します。


■ Bluetooth

 Bluetooth は、2.45GHz帯の電波を利用した無線通信インターフェースです。通信に使用する無線トランシーバは小型、低消費電力なので、モバイル環境での利用に適しています。最高で 1Mbpsでの通信が可能です。

 Bluetooth での通信機器の設置は極めて簡単です。電波は物体に対して回り込む性質(回折)を持っており、機器間に障害物があっても通信することができます。現在の規格では、機器間の距離が 10m以内であれば通信が可能です。


 それでは選択肢をみていきましょう。


 Bluetooth
Bluetooth であれば、パソコンとの間にパーティションがあっても通信することができます。

 IEEE1394
IEEE1394 は、Apple社が「FireWire」の名で開発した高速シリアルバスの規格です。最大転送速度が 400Mbpsと高速ながら最大 63台の機器が接続可能です。ただし接続コードが必要です。

 IrDA
IrDA はワイヤレス通信が可能ですが、パーティションなどで遮られると通信できなくなります。

 シリアルATA
シリアルATAは、IDEインターフェースにシリアル転送を取り入れたインターフェース規格です。接続コードは必要です。


 以上より、アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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