[0395] 保守

平成13年度春期 基本情報処理技術者試験より
システムの保守において、結果の確認に関する記述のうち、適切なものはどれか。
結果確認は、人間の感覚ではなく常に実行テストや計測機器で行う。
障害は起きたが自動的に復旧された項目は、確認項目から外すことができる。
障害保守の結果が確認されたとき、原因を調査・分析して予防保守計画に反映させる。
保守完了報告書は、保守作業が行われたことだけが確認できる程度に簡略化する。

正解

解説

 保守は、システムを良好な状態で運用し続けるために行われる点検・追加・修正などの作業です。突発的なソフトウェアの不具合対応だけではなく、ハードウェアの点検やハードディスクのデフラグなど、計画をたてて定期的に行う作業も含まれます。

 保守作業を行った結果は、作業内容の詳細を記録した作業報告書と、時系列で一覧にまとめた管理台帳に記録していきます。この記録から将来発生することが予想される障害を想定し、対策を講じていくことが重要です。

 それでは選択肢をみていきましょう。


 結果確認は、人間の感覚ではなく常に実行テストや計測機器で行う。
すべの異常をテストや計測機器だけで検出するのは、現実的には難しいです。耳で捕らえたハードディスクや冷却ファンの異常動作音で、故障の前兆を発見できる場合もあります。

 障害は起きたが自動的に復旧された項目は、確認項目から外すことができる。
自動修復されていても障害が発生していたことに注目し、その箇所は継続的に点検を行っていくべきです。

 障害保守の結果が確認されたとき、原因を調査・分析して予防保守計画に反映させる。
正しい記述です。

 保守完了報告書は、保守作業が行われたことだけが確認できる程度に簡略化する。
管理台帳では題名や日付、状態などを簡潔に記録しますが、保守完了報告書では、できるだけ詳細に記録を残す必要があります。

 以上より、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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