[0386] 分析表

平成13年度春期 基本情報処理技術者試験より
A社では、優良顧客の層について調査することになった。優良顧客とは、最近購入実績があり、かつ購入回数の多い人とする。優良顧客の絞り込みを行うため、最近の 1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、… について、期間ごとに購入回数ごとの顧客数を数え、分析表を作成することにした。優良顧客の層を求めやすい適切な分析表はどれか。

正解

解説

 問題文の状況で、優良顧客を決定するための条件は、
  • 最近の購入実績があること
  • 購入回数が多いこと
だけしか決まっていません。この 2条件を組み合わせて、最近何ヶ月までの購入実績を対象とするか、何回以上を対象とするかについては、まだ未定の状態です。したがって、それぞれの値を同時に比較できる分析表が必要となります。

 各選択肢を見ていくと、選択肢アは、タテヨコの升目に顧客数を記入しています。選択肢ウエは、回数・月の値ごとに顧客数を 1行で記入しています。どちらが適しているかは、実際に分析するようすを考えてみると、すぐにわかります。

 下図は、それぞれの分析表において、「購入回数が A回以上、購入実績が Bヶ月以内」という条件で優良顧客を決定した例です。網掛けの部分が該当するデータを表しています。



 (1)の分析表では、優良顧客の範囲が左上部に集中しています。(2)の分析表では、優良顧客が表全体に渡って分布しています。

 上図を見てわかるように、(2)の分析表は優良顧客のデータが表全体に散らばっており、 2条件の関連がわかりにくくなっています。こうした分析には、(1)の方がデータの見渡しがよく、分析に適しているといえます。

 したがって、アが正解となります。
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