[0385] 減価償却,定率法

平成14年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
100万円で購入した機械装置の減価償却を 6年の定率法で実施すると、1年目の減価償却額は約 32万円である。2年目の減価償却額は約何万円になるか。
10
22
32
68

正解

解説

 減価償却に関する問題です。

 減価償却とは、企業が保有する固定資産の価値を 1年ごとに引き下げる手続のことです。固定資産の種類によって何年かけて償却するかは決められており、これを耐用年数といいます。一般的な償却額の計算方法としては、定額法と定率法があります。

 定額法では毎年決まった額、定率法では決められた割合で償却していきます。それぞれの方法によって固定資産の価格は、下図のように償却されていきます。



 どちらの場合であっても、最終的には取得価格の 10%の残存価格となります。定額法では毎年同額を償却していくのに対し、定率法では償却額が最初は大きく、経過年数に従って小さくなっていくのが特徴です。

 それでは問題を解いていきましょう。まずは、償却率を求めます。1年目の減価償却費は約 32万円でした。償却率を x とし、これを上図の式に当てはめると、
    32 = 100 × x ,よって償却率 x = 0.32
 2年目の減価償却費は、未償却残高( 100 - 32 = 68万 )に償却率 0.32 を乗じたものになります。
    68 × 0.32 = 21.76
 よって、最も近い 22万円のイが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

関連する(かもしれない)問題