[0361] キャッシュメモリ

平成13年度春期 (旧)第2情報処理技術者試験より
処理装置で用いられるキャッシュメモリの使用目的として、適切な記述はどれか。
仮想記憶のアドレス変換を高速に行う。
仮想記憶のページング処理を高速に行う。
主記憶へのアクセス速度とプロセッサの処理速度の差を埋める。
使用頻度の高いプログラムを常駐させる。

正解

解説

 一般的に、記憶装置のアクセス時間は CPU の中心部に向かうほど速く、CPU から離れていくほど遅くなります。 コンピュータの構成要素でもっとも高速に動作しているのは CPU ですが、主記憶装置、補助記憶装置と、CPU から離れるにしたがって動作速度が急激に遅くなっていきます。

 この動作速度の格差を埋めるために、キャッシュメモリ( cache memory )が利用されます。キャッシュメモリは CPU と主記憶装置の間、主記憶装置と補助記憶装置の間など、速度格差のある装置間で動作するよう設置されます。



 例えば、CPU が主記憶装置上のデータを読み出すときに、データをキャッシュメモリに移しておいてから取得するようにすると、次回、同じデータを参照するときに、キャッシュメモリをみるだけで目的のデータを取り出せるかもしれません。この場合、CPU は低速な主記憶装置からの読込み待ち時間が不要になるので、すぐに次の処理へと進むことが可能になります。

 よって、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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