[0356] 命令部,オペランド部

平成13年度春期 (旧)第2情報処理技術者試験より
命令の構成に関する記述のうち、適切なものはどれか。
オペランドの個数は、その命令で指定する主記憶の番地の個数と等しい。
コンピュータの種類によって命令語の長さは異なるが、一つのコンピュータでは、命令語の長さは必ず一定である。
命令語長が長いコンピュータほど、命令の種類も多くなる。
命令は、命令コードとオペランドで構成される。ただし、命令の種類によっては、オペランドがないものもある。

正解

解説

 C や Java などの言語で作成されたプログラムあっても、最終的には機械語へ翻訳され、実行されます。機械語は、コンピュータが直接理解することのできる唯一の命令です。命令の種類やビット数は、コンピュータにより異なります。

 一般的に、1つの命令は命令部オペランド部で構成されています。命令部は、演算やデータの読込み、移動といった機能を表します。オペランド部は、データやデータを指し示すアドレスといった情報を表します。つまり、「 何を(オペランド部)、どうする(命令部) 」といった関係にあるといえます。

 下図は、LD( LoaD )という命令と、そのオペランドの例です。



 それでは選択肢をみていきましょう。

 オペランドの個数は、その命令で指定する主記憶の番地の個数と等しい。
オペランドの個数と主記憶の番地の個数は無関係です。

 コンピュータの種類によって命令語の長さは異なるが、一つのコンピュータでは、命令語の長さは必ず一定である。
一つのコンピュータであっても、命令の長さが異なる場合があります。午後選択言語の CASL2 でも、1命令 1語長、2語長のものがあります。( 1語長は 16 ビット)

 命令語長が長いコンピュータほど、命令の種類も多くなる。
必ずしも命令語長が長いほど命令種が多くなるとは限りません。

 命令は、命令コードとオペランドで構成される。ただし、命令の種類によっては、オペランドがないものもある。
正しい記述です。例えば、呼び出し元へ処理を戻す RET命令は、オペランド部を必要としません。


 よって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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