[0354] 応答時間

平成14年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
コンピュータシステムの応答時間の定義として,適切なものはどれか。
コンピュータシステムに対する問合せの終わりを指示してから応答が完全に終わるまでの経過時間
コンピュータシステムに対する問合せの終わりを指示してから応答が始まるまでの経過時間
コンピュータシステムに対する問合せの始まりを指示してから応答が完全に終わるまでの経過時間
コンピュータシステムに対する問合せの始まりを指示してから応答が始まるまでの経過時間

正解

解説

 応答時間(レスポンスタイム)とは、処理の実行指示を与えてから最初の応答を得るまでの時間のことをいいます。

 レスポンスタイムといっしょに覚えておくべき用語として、ターンアラウンドタイムがあります。ターンアラウンドタイムは、処理の実行指示を与えてから、すべての実行結果が得られるまでの時間をいいます。

 それぞれの指標は、システムの性格によって使い分けられます。

 レスポンスタイムであれば、コールセンターにおける電話注文登録処理など、オンライン業務の場合に重要視されます。最終的な処理時間よりも、電話での会話がスムーズに進行するよう、とにかくコンピュータからの速い応答が求められるわけです。

 ターンアラウンドタイムであれば、月次の売上集計といったバッチ処理において重要視されます。バッチ処理はコンピュータが大量のデータを一括処理するので、最初の応答よりも、とにかく最終的に処理が早く完了することが求められます。

 それでは選択肢をみていきましょう。


 コンピュータシステムに対する問合せの終わりを指示してから応答が完全に終わるまでの経過時間
「問合せの終わりを指示」は、処理の実行指示とほぼ同じ意味です。ただし、レスポンスタイムは、応答が完全に終わるまでの経過時間ではありません。

 コンピュータシステムに対する問合せの終わりを指示してから応答が始まるまでの経過時間
正しい記述です。

 コンピュータシステムに対する問合せの始まりを指示してから応答が完全に終わるまでの経過時間
「問合せの始まりを指示」の段階では、まだ処理の実行指示を与えていません。

 コンピュータシステムに対する問合せの始まりを指示してから応答が始まるまでの経過時間
「問合せの始まりを指示」の段階では、まだ処理の実行指示を与えていません。


 よって、イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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