[0319] 3層スキーマ

平成11年度秋期 (旧)第2情報処理技術者試験より
データベースの 3層スキーマ構造に関する記述のうち、適切なものはどれか。
概念スキーマは、データの物理的関係を表現する。
外部スキーマは、利用者の必要とするデータの見方を表現する。
内部スキーマは、データの論理的関係を表現する。
物理スキーマは、データの物理的関係を表現する。

正解

解説

 3層スキーマとは、データベースシステムの基本的な構成を 3つの構造により定義したもので、現在ほとんどの DBMS製品で取り入れられています。3層スキーマでは、各層が以下のように定義されています。

 外部スキーマ データベース利用者に必要なデータの定義。ビューなど。
 概念スキーマ データベースで管理する対象の定義。テーブルなど。
 内部スキーマ データの物理的な格納方法。インデックスやデータファイル配置など。

  利用者がデータベースシステムへデータ検索などを要求する場合、下図のように処理されます。



 それでは選択肢をみていきましょう。


 概念スキーマは、データの物理的関係を表現する。
概念スキーマは、CREATE TABLE文などで定義されるデータなどに相当します。物理的な構成は、内部スキーマで定義されます。

 外部スキーマは、利用者の必要とするデータの見方を表現する。
正しい記述です。

 内部スキーマは、データの論理的関係を表現する。
内部スキーマは、検索速度を向上させるためのインデックスや、CREATE TABLE文などで定義される物理的なデータ配置などに相当します。

 物理スキーマは、データの物理的関係を表現する。
3層スキーマには、物理スキーマという層は存在しません。ただし、内部スキーマに近い意味で物理スキーマという用語が使用される場合があります。


 以上より、イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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