[0311] ミドルウェア

平成13年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
ミドルウェアに関する記述として、最も適切なものはどれか。
基本ソフトウェアとアプリケーションソフトウェアの中間で動作し、統一的なインタフェースや便利なコンピュータ利用機能をアプリケーションに提供する。
再配布や変更、使用の自由が認められたソフトウェアで、一般的に無料である。
対話型処理システムにおいて、端末から入力されたコマンドを解釈し、それに応じたプログラムを実行する。
プログラムのソースコード又は中間コードを、逐次解釈しながら実行する。

正解

解説

 まずは、ミドルウェアについて説明します。

■ ミドルウェア

 ミドルウェア(middleware)はOSや基本的なソフトウェア上で動作し、人間に最も近い部分の上位プログラムであるアプリケーションへさまざまな機能を提供するソフトウェアです。下位のOS、上位のアプリケーションとの間に入るソフトウェアなので「ミドル」と呼ばれます。

 有名なミドルウェアとしては、データベースアクセスインタフェースの ODBC があります。

 下図は、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)を利用した販売管理アプリケーションのソフトウェア構成例です。一般的な RDBMS では SQL文法こそ統一されていますが、SQLをどのように与えるか、SELECT した結果をどのように受け取るか、といったインターフェースは、RDBMS 製品ごとに若干の違いがあります。そこで RDBMS ベンダーは、ODBC(Open Database Connectivity)と呼ばれるミドルウェアを提供し、データベースアクセス手段を統一できるようにしています。ODBC のおかげで、アプリケーション開発者は、RDBMS製品ごとの方言を考慮せずに開発することができます。



 それでは、選択肢をみていきましょう。


 基本ソフトウェアとアプリケーションソフトウェアの中間で動作し、統一的なインタフェースや便利なコンピュータ利用機能をアプリケーションに提供する。
ミドルウェアの説明です。

 再配布や変更、使用の自由が認められたソフトウェアで、一般的に無料である。
解釈はいろいろできますが、オープンソースのソフトウェアを指していると思います。

 対話型処理システムにおいて、端末から入力されたコマンドを解釈し、それに応じたプログラムを実行する。
シェルの説明です。

 プログラムのソースコード又は中間コードを、逐次解釈しながら実行する。
インタプリタの説明です。


 以上より、アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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