[0277] 固定費、変動費

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
販売価格が 14万円の製品を製造する案として表のとおりの A案と B案がある。月当たりの販売数量が 600個の場合、A案とB案の評価として、適切な記述はどれか。

A案の方が利益が多い。
B案の方が利益が多い。
A案と B案の利益は等しい。
A案、B案ともに利益が出ない。

正解

解説

 変動費も固定費も費用、すなわちコストです。商品を販売するための費用は、すべて変動費と固定費に分けることができます。

 変動費とは、売上に比例して増減する費用です。固定費とは、売上に関係なく一定額発生する費用です。例えば、ある企業が商品を販売するための費用のうち、売上量と比例する商品の仕入れの費用は変動費ですし、オフィスの家賃は固定費として考えられます。

 製品を 600個生産するとき、売上高、案Aでの費用、案Bでの費用は、以下のようになります。
    (売上高) 14[万円]× 600[個] = 8,400[万円]
    (案A費用) 1,500[万円]+ 9[万円]× 600[個] = 6,900[万円]
    (案B費用) 2,500[万円]+ 7[万円]× 600[個] = 6,700[万円]
 このとき、案Aでの利益、案Bでの利益は、
    (案A利益) 8,400[万円]- 6,900[万円] = 1,500[万円]
    (案B費用) 8,400[万円]- 6,700[万円] = 1,700[万円]
となります。下図はこの関係をグラフで表したものです。



 以上より、イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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