[0269] マクロウイルス

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
マクロウイルスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
OSの種類にかかわりなく感染する可能性をもつが、日本語環境で動作しているアプリケーションには感染しない。
インターネットに接続していないパソコンが感染することはなく、インターネット経由で感染する。
電子メールに添付される文書ファイルが感染経路となることはない。
プログラムファイル経由で感染するのではなく、文書ファイルなどを経由して感染する。

正解

解説

 マクロウイルスに関する問題です。

 マクロとは、一連の操作手順をあらかじめ登録しておき、必要なときに呼び出して利用するための機能です。複雑な手順をマクロ化しておくことで、作業効率を高めることができます。表計算ソフトだけではなく、ワープロソフトなどにも搭載されています。

 マクロウイルスは、マクロ機能を悪用して利用者が意図しない処理を実行したり、他のコンピュータへ感染させたりするマクロプログラムのことです。一般的なプログラムと比べて扱いやすいマクロをベースとしているので、手が加えられやすく、亜種が多く存在しています。

 文章ファイルは、企業間や企業内で頻繁に受け渡しされる性格のものであり、マクロウィルスが流行する一因となっています。また、現在では電子メールが主要な感染経路であるため、短時間に多数のコンピュータに感染してしまう場合もあります。

 それでは選択肢をみていきましょう。

 OSの種類にかかわりなく感染する可能性をもつが、日本語環境で動作しているアプリケーションには感染しない。
日本語環境で動作しているアプリケーションでも、マクロ実行環境さえあれば感染します。

 インターネットに接続していないパソコンが感染することはなく、インターネット経由で感染する。
ネットワーク経由でなくても、フロッピーディスクや CD-ROM などからも感染します。

 電子メールに添付される文書ファイルが感染経路となることはない。
添付ファイル中にマクロウイルスが潜んでいる可能性もあります。

 プログラムファイル経由で感染するのではなく、文書ファイルなどを経由して感染する。
正しい記述です。


 よって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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