[0266] フルバックアップ方式,差分バックアップ方式

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
データベースのバックアップ処理には、フルバックアップ方式と差分バックアップ方式がある。差分バックアップ方式に関する記述として、適切なものはどれか。
差分バックアップ方式だけでは、障害復旧はできない。
差分バックアップ方式とフルバックアップ方式を交互に運用することはできない。
差分バックアップ方式は、フルバックアップ方式だけを利用した場合に比べ、障害時の復旧時間が短い。
差分バックアップ方式は、フルバックアップ方式に比べ、通常はバックアップの処理時間が長い。

正解

解説

 バックアップ方式に関する問題です。

 フルバックアップ方式は、毎回すべてのデータをバックアップする方式です。差分バックアップ方式は、フルバックアップしたバックアップからのデータ増分のみをバックアップしていく方式です。



 フルバックアップ方式では、毎回のバックアップ処理時間が長くなりますが、復旧時は、最新のバックアップを戻すだけでよいので、復旧時間を短くすることができます。



 差分バックアップ方式では、毎回のバックアップ処理時間が短くなりますが、復旧時は、まず最新のフルバックアップを戻し、さらに順次差分バックアップを戻していかなければならないので、復旧時間が長くなります。



 それでは選択肢をみていきましょう。


 差分バックアップ方式だけでは、障害復旧はできない。
差分バックアップ方式では、ある時点でのフルバックアップが必要です。

 差分バックアップ方式とフルバックアップ方式を交互に運用することはできない。
交互運用は可能です。それぞれの特徴を活かし、業務処理の少ない日曜日はフルバックアップ、それ以外の日は差分バックアップ、というような運用も可能です。

 差分バックアップ方式は、フルバックアップ方式だけを利用した場合に比べ、障害時の復旧時間が短い。
差分バックアップは、フルバックアップと比べて復旧時間が長くなります。

 差分バックアップ方式は、フルバックアップ方式に比べ、通常はバックアップの処理時間が長い。
差分バックアップは、フルバックアップと比べてバックアップ処理時間が短くなります。


 よって、アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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