[0263] ソフトウェア信頼度成長曲線

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
テスト工程での品質状況を判断するための管理項目として、テスト項目消化件数と累積バグ件数との相関がある。品質が安定しつつあることを表しているグラフはどれか。

正解

解説

 ソフトウェア信頼度成長曲線に関する問題です。

 ソフトウェアのバグ発生件数は、縦軸にバグの累積個数、横軸にテスト項目消化数、もしくはテスト時間をとると、S字型の成長曲線を描くことが知られています。この曲線は、ソフトウェア信頼度成長曲線バグ曲線と呼ばれ、ソフトウェアの品質管理に利用されています。

 テストを開始してから間もなくすると、バグは多く発見されますが、徐々に減少し、最後にはほとんど発見されなくなります。ソフトウェア信頼度成長曲線が水平な線を描き始めると、バグがほぼ収束し、ソフトウェアが一定の品質に達したものとしてみなすことができます。




 それでは選択肢をみていきましょう。



累積バグ件数が徐々に上昇しており、まだ水平になっていないので、品質は安定していないと判断すべきです。このグラフの状態であれば、テストはまだ初期段階であるといえます。


累計数が減少することはありません。グラフの描き方を間違えています。


選択肢アと同様、このグラフの状態であれば、テストはまだ初期段階であるといえます。


累計バグ件数の伸びが水平に近くなっており、バグが収束し、品質が安定しつつあることが読み取れます。


 よって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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