[0252] 表計算,絶対参照,相対参照

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
X営業所には 4名の営業担当者がいる。この営業所では全体の売上目標額を、各営業担当者の能力指数に営業活動占有度を乗じた値に応じて、各担当者に割り当てている。セルB4 に計算式“ B2 * B3 ”を入力し、セルC4 ~ E4 に複写する。同様にセルB5 にある計算式を入力し、セルC5 ~ E5 に複写して個人売上目標額を計算する場合、セルB5 に入力する計算式はどれか。ここで、セルF2 に入力されている値は、X営業所の売上目標額とする。

B4 / 合計( $B4 ~ $E4 )* $F2
B4 / 合計( B$4 ~ E$4 )* F$2
B4 / 合計( B4 ~ $E4 )* $F2
B4 / 合計( B4 ~ E$4 )* F$2

正解

解説

 表計算ソフトに関する問題です。

 この問題の題意は、セルF2で指定された営業所売上目標額を、セルB5 ~ E5の個人売上目標へ分配する計算式を求めることにあります。分配のウェイトは、個人の能力指数×営業活動占有度(個人の全業務における営業活動が占める割合)で計算されます。ここまでは問題文で与えられており、この時点でワークシートの 4行目は下表の状態になっています。



 分配比率は、個人のウェイトを営業担当者全員のウェイト合計で割ったもので、これに営業所売上目標額を乗ずると、個人売上目標額が算出できます。A君であれば、0.9 ÷ ( 0.9 + 1.2 + 1.2 + 1.5 )× 2,500,000 = 468,750 が個人売上目標となります。

 A君だけであれば、セルB5 に入力する計算式は、B4 / 合計( B4 ~ E4 )× F2 となりますが、セルC5 ~ E5 にも同様の式を複写しなければなりません。この計算式のセル指定は相対参照であり、計算式が入力されたセルと、参照されるセルの位置を相対的に指定しています。例えば、セルB5 からセルF2 は「 4列右、3行上のセル」と解釈されるので、このままセルC5 に複写すると、セルC5ではセルG2 を参照してしまい、正しい計算結果が得られません。

 そのため、複写しても参照するセルがずれないようにするためには、$記号をつけて絶対参照にする必要があります。複写は横方向だけなので、列指定部のみに $記号をつけます。絶対参照すべき箇所は、セルB4 ~ E4 の合計範囲、セルF2の値です。よって、セルB5 には、B4 / 合計( $B4 ~ $E4 )* $F2 を入力します。

 下表は、ワークシートの計算結果です。



 以上より、アが正解となります。
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