[0248] リンケージエディタ

平成12年度春期 (旧)第2情報処理技術者試験より
次のエラーの事例のうち、リンケージエディタによって検出される事例はどれか。
グループ又はブロックを示すカッコの対応が正しくなかった。
プログラムで局所的に使用する変数の名前と属性の宣言を忘れていた。
プログラムの論理を間違えていた。
呼び出すサブルーチンの名前を間違えていた。

正解

解説

 リンケージエディタに関する問題です。

 1つプログラムを開発する場合であっても、開発効率向上のため複数のプログラムに機能分割したり、頻繁に利用される処理を外部ファイルのライブラリとして使用するため、ソースプログラムが複数ファイルに分かれることはよくあります。

 リンケージエディタ(linkage editor)は、コンパイラによってソースプログラムから生成されたオブジェクトファイル同士を連結し、実行可能形式であるロードモジュールを作成するプログラムです。リンカ連結編集プログラムとも呼ばれます。

 仕様書からプログラムを作成し、実行できるようになるまでには、下図のような手順を踏みます。



 それでは選択肢をみていきましょう。


 グループ又はブロックを示すカッコの対応が正しくなかった。
コンパイルの時点でエラーが検出されます。

 プログラムで局所的に使用する変数の名前と属性の宣言を忘れていた。
コンパイルの時点でエラーが検出されます。

 プログラムの論理を間違えていた。
コンパイラでもリンケージエディタでも検出できません。実行時にはじめて検出されます。

 呼び出すサブルーチンの名前を間違えていた。
正しい記述です。


 よって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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