[0241] ゲートウェイ,ブリッジ,リピータ,ルータ

平成12年度春期 (旧)第2情報処理技術者試験より
トランスポート層以上が異なるLANシステム相互間でプロトコル変換を行うことができる機器はどれか。
ゲートウェイ
ブリッジ
リピータ
ルータ

正解

解説

 まずは、リピータ、ブリッジ、ゲートウェイについて説明します。

 リピータは、1つのセグメント(ネットワークの単位)を電気的に中継するための機器です。ネットワークケーブルの最大延長は種類によって決められているので、その物理的な長さを超えるセグメントを構成する場合に使用されます。OSI基本参照モデルにおける物理層に相当する働きをします。

 ブリッジは、2つのセグメント間を相互に接続するための機器です。それぞれのセグメントから送出されるデータの通信先(MACアドレス)を判断し、相手側へ中継したり破棄したりします。ブリッジは隣接するセグメント間に流れるデータを制御するものであり、OSI基本参照モデルにおけるデータリンク層に相当する働きをします。

 ゲートウェイは、異なるプロトコルで通信しているネットワーク同士を接続するために、プロトコルを変換する機器です。例えば、一般的に利用されている TCP/IPプロトコルのネットワークと、ホストコンピュータ専用プロトコルのネットワークを接続する場合などに使用します。TCPはトランスポート層のプロトコルであり、この層でプロトコル変換を行うゲートウェイもトランスポート層に相当します。




 ルータは、異なるネットワーク同士を相互に接続するための機器です。データリンク層のブリッジのように隣接するセグメント間での制御だけではなく、データが正しい相手先に届くように経路選択を行うことができます。この機能をルーティングといい、OSI基本参照モデルにおけるネットワーク層での働きに相当します。




 以上より、アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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