[0236] 全加算器
平成12年度春期 (旧)第2情報処理技術者試験より
図は全加算器を表す論理回路である。 図中の x に 1、y に 0、z に 1 を入力したとき、出力となる c(けた上げ数)、s(和)の値はどれか。




正解
ウ
解説
全加算器に関する問題です。
複雑な計算を行う演算回路は、多数の単純な加算器の組み合わせで構成されています。加算器は足し算の機能をもつ演算器であり、全加算器は、そのなかでも最も基本的なものです。問題文とは関係ありませんが、半加算器も全加算器と並んで基本的な加算器のひとつなので、あわせて覚えてください。
それでは、半加算器、全加算器について解説します。
それでは問題を解いていきましょう。
x = 1、y = 0、z = 1 なので、1(2) + 0(2) + 1(2) = 10(2) となり、和が 0 で桁上がりが発生します。よって、ウが正解となります。
複雑な計算を行う演算回路は、多数の単純な加算器の組み合わせで構成されています。加算器は足し算の機能をもつ演算器であり、全加算器は、そのなかでも最も基本的なものです。問題文とは関係ありませんが、半加算器も全加算器と並んで基本的な加算器のひとつなので、あわせて覚えてください。
それでは、半加算器、全加算器について解説します。
■ 半加算器
半加算器は 1桁の 2進数の加算を行う加算器です。半加算器はあくまで 1桁の加算であり、下位の桁からの桁上げを考慮していません。

x、y が入力値で、c、s が出力値です。s はその桁の計算結果となる和、c は次の位への桁上がりとなります。x、y がともに 1 のとき、1(2) + 1(2) = 10(2) なので桁上がりが発生し、c に 1 が出力されます。

半加算器は 1桁の 2進数の加算を行う加算器です。半加算器はあくまで 1桁の加算であり、下位の桁からの桁上げを考慮していません。

x、y が入力値で、c、s が出力値です。s はその桁の計算結果となる和、c は次の位への桁上がりとなります。x、y がともに 1 のとき、1(2) + 1(2) = 10(2) なので桁上がりが発生し、c に 1 が出力されます。

■ 全加算器
全加算器は 1桁の 2進数の加算を行う加算器ですが、下位の桁からの桁上がりを含めることができます。

x、y、z が入力値で、c、s が出力値です。z は下位の桁からの桁上がりです。s はその桁の計算結果となる和、c は次の位への桁上がりとなります。x、y、z のうち 2つ以上が 1 のとき桁上がりが発生し、c に 1 が出力されます。

全加算器は 1桁の 2進数の加算を行う加算器ですが、下位の桁からの桁上がりを含めることができます。

x、y、z が入力値で、c、s が出力値です。z は下位の桁からの桁上がりです。s はその桁の計算結果となる和、c は次の位への桁上がりとなります。x、y、z のうち 2つ以上が 1 のとき桁上がりが発生し、c に 1 が出力されます。

それでは問題を解いていきましょう。
x = 1、y = 0、z = 1 なので、1(2) + 0(2) + 1(2) = 10(2) となり、和が 0 で桁上がりが発生します。よって、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・
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