[0217] レーダーチャート

平成12年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
レーダチャートの用途の説明として、適切なものはどれか。
互いに関連のある二つの項目を縦軸と横軸にとって、相互に比較したい対象をプロットし、対象物の分布状況を見るときに使う。
複数の項目間の相関関係を見るときに使う。
複数の項目間のバランスを見るときに使う。
複数の項目の時系列的な推移を見るときに使う。

正解

解説

 まずはレーダーチャートについて説明します。

■ レーダーチャート

 レーダーチャートとは、ある事象をいくつかの指標でスコアリングし、中心から放射状に伸ばした指標軸にプロットし、折れ線でつなげたもので、くもの巣のような形状になります。折れ線の形状と、閉じた折れ線内部の面積から、事象の特徴を把握することができます。

 例えば、下図のレーダーチャートは、情報処理試験における分野別得点率を表したものです。このレーダーチャートは、Aクラス、Bクラスのデータを重ねていますが、このグラフの形状から以下の傾向を読み取ることができます。

・折れ線の形状
Aクラスは、「情報化と経営」「監査」分野の得点率が他分野と比べて低い。Bクラスは、全分野の得点率のバランスが取れている。

・閉じた折れ線内部の面積
Aクラスは、総合的な得点力が高い。Bクラスは、総合的な得点力が低い。




 それでは、選択肢をみていきましょう。


 互いに関連のある二つの項目を縦軸と横軸にとって、相互に比較したい対象をプロットし、対象物の分布状況を見るときに使う。
散布図の説明です。

 複数の項目間の相関関係を見るときに使う。
散布図の説明です。

 複数の項目間のバランスを見るときに使う。
レーダーチャートの説明です。

 複数の項目の時系列的な推移を見るときに使う。
レーダーチャートも複数の項目の時系列的な推移を見るときに使えますが、バランスを見るということがレーダーチャートの説明としては最も的確です。


 以上より、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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