[0205] 会計帳簿

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
会計帳簿に記帳しないものはどれか。
交通事故によって社有車が全壊した。
債権者から債務を免除された。
事務所を借りるための賃貸契約を取り交わした。
所有している建物が火災によって焼失した。

正解

解説

 会計帳簿とは企業の経済活動を記録するためのものであり、仕訳帳、現金出納帳、売上帳など様々な種類があります。企業の経済活動と一口でいっても、その内容はあまりにも漠然としていますが、帳簿に記録する経済活動は、資産、負債、資本を増減させるものに限られています。これを取引と呼びます。私たちが日常にいう「取引」という言葉と、意味内容が若干異なっていることに注意してください。

 例えば、取引先へ商品を電話注文したとします。日常では「取引」と呼ばれる行為ですが、電話注文だけでは、資産や負債、資本の増減がないので会計上の取引には該当しません。

 また、商品が盗難された場合、日常では「取引」と呼びませんが、商品がなくなることで資産が減少するので、会計上は取引として扱います。

 それでは、選択肢をみていきましょう。


 交通事故によって社有車が全壊した。
社用車は資産なので会計帳簿へ記入します。

 債権者から債務を免除された。
債権は負債なので会計帳簿へ記入します。

 事務所を借りるための賃貸契約を取り交わした。
賃貸契約だけでは資産、負債、資本の増減がないなので、会計帳簿へは記入しません。

 所有している建物が火災によって焼失した。
建物は資産なので会計帳簿へ記入します。


 以上より、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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