[0187] 管理図,散布図,特性要因図,パレート図

平成12年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
現象や原因などの項目を件数の大きい順に並べた棒グラフと、その累積和を折れ線グラフで表し、どの項目が重要かを判断するのに適している図はどれか。
管理図
散布図
特性要因図
パレート図

正解

解説

 まずは選択肢の各図を解説していきます。

【管理図】

 QC活動において、製造などの工程が安定した状態にあるかどうかを判断するための図です。時系列に沿った指標の値を折れ線で描き、これが、指標の平均である中心線とその一定距離にある上方管理限界線、下方管理限界線の中に納まっているか、納まっていない場合は異常と判定し、対策を講じます。



【散布図】

 分析対象の2種類のデータをグラフ上に点で描いていくことで、これらのデータに相関関係があるかどうかを分かりやすく表現する図です。相関分析では相関関係の有無を相関係数と呼ばれる数値で表現しますが、散布図もあわせて描くことで、数字には現れない傾向を掴むこともできます。


「1日あたりの勉強時間とテストの点数」の散布図


【特性要因図】

 発生している問題の特性に対して、影響を及ぼすと考えられる要因との関連を整理して、体系的にまとめた図です。図が魚の骨のような形になるので、「魚骨図」、「フィッシュボーンダイアグラム」とも呼ばれます。


「情報処理模擬試験の点数が伸びない」原因の特性要因図


【パレート図】

 改善すべき重要な問題点を的確にして、重点目標を決めるための図です。パレート図では、事前に問題点を原因別に分類し、データ集計を行っておくことが必要です。問題点の度数が大きいものを左から順に並べていくので、対処すべき問題の優先度が一目でわかり、また、全体的な問題の中でのウェイトが分かります。


「情報処理模擬試験の点数が伸びない」現象のパレート図


 よって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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