[0179] IrDA

平成12年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
携帯型情報端末(PDA)同士でデータ交換を行ったり、PDAとノート型パソコンとの間でデータ交換を行ったりする場合に使われる、赤外線を用いたデータ転送の規格はどれか。
IEEE1394
IrDA
PIAFS
RS-232C

正解

解説

 赤外線を用いたデータ転送規格は、IrDA(The Infrared Data Association)といいます。ノートパソコンやPDA(Personal Digital Assistant;携帯性を重視した個人用の情報端末)などでは、データ交換用のデバイスとしてよく採用されています。また、携帯電話にも IrMC(IrDA Infrared Mobile Communication;携帯向けのIrDA規格)を搭載し、電話帳データの送受信が可能な機種もあります。

 それでは、IrDAの特徴についてまとめてみましょう。

■ IrDAの特徴

[通信速度]
最速の VFIR(Very Fast IR)と呼ばれる規格では、16 Mbps です。他にも、SIR(115 kbps)、MIR(1 Mbps)、FIR(4 Mbps)といった規格があります。

[用途]
主に、コンピュータ間のデータ交換に用いられます。赤外線を用いた無線通信なので、非常に手軽にセッティングできます。なお、データ交換には専用のデータ交換ソフトウェアが必要です。

[パソコンとの接続方法]
ノートパソコンやPDAの場合は、IrDAインターフェースが標準で装備されているものが多いです。デスクトップパソコンの場合は、専用のIrDAポートを備えているものもありますが、ない場合は、USBやシリアルポート経由でIrDAインターフェースを接続します。

[設置方法]


赤外線も光の一種なので、光が通らないような物質を挟んでの通信はできません。IrDAインターフェース同士を向かい合わせるようにして設置します。なお、IrDAインターフェース間の距離は、1 m以内です。規格によっては、20 cmといったものもあるので、基本的にはIrDAインターフェース同士を近い距離で向かい合わせて設置するのが良いでしょう。



 以上より、イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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