[0141] CATVインターネット

平成12年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
CATV回線を用いたデータ伝送(インターネット接続サービスなど)の特徴に関する記述のうち、適切なものはどれか。
CATV回線でデータ伝送を行うには、光ファイバケーブルを使用しなければならない。
CATV回線によって各端末がセンタとスター型に接続され、端末間の接続サービスが容易に実現できる。
CATV回線は、高速性が要求されるインターネット接続に適している。
CATV回線は上り方向・下り方向とも回線速度が同じであり、双方向通信に最適である。

正解

解説

 CATVインターネットに関する問題です。

 CATVインターネットとは、ケーブルテレビ網を利用したインターネット接続方式の一つです。ケーブルテレビ網を利用するので、電話料金がかけずに常時接続できることが特徴です。また、ケーブルテレビ業者によってさまざまですが、通信速度は、下り方向(CATVからのデータ受信)で数百Kbps ~ 数十Mbps と高速です。上り方向(CATVへのデータ送信)では、その数分の1のスピードになります。

 CATVインターネットは、以下のような形態で接続されます。



 保安器とは、落雷から加入者宅内に接続された装置を保護するための機器です。CATVインターネットでは、通常のCATVのように番組を受信するだけではなく、データの受信と送信を行わなければならないので、これに対応できる双方向用保安器を取り付けます。

 ケーブルモデムとは、保安器とコンピュータとの間に入って、データ通信を行うための装置です。保安器からケーブルモデム間は同軸ケーブル、ケーブルモデムからコンピュータ間はLANケーブル(10BASE-T、100BASE-TX)を利用する点に注意してください。


 CATV回線でデータ伝送を行うには、光ファイバケーブルを使用しなければならない。
同軸ケーブルを使用するのが一般的です。光ファイバーは、CATVセンターからの幹線に使用されています。

 CATV回線によって各端末がセンタとスター型に接続され、端末間の接続サービスが容易に実現できる。
CATVセンターの光ファーバー幹線から、支線が枝分かれして各加入者宅へ接続される形態なので、ツリー型といえます。

 CATV回線は、高速性が要求されるインターネット接続に適している。
正しい記述です。

 CATV回線は上り方向・下り方向とも回線速度が同じであり、双方向通信に最適である。
上り方向、下り方向では通信速度が異なります。


 よって、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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