[0133] アクセス時間、2次キャッシュ、主記憶、HDD、レジスタ

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
アクセス時間の最も短い記憶装置はどれか。
CPUの2次キャッシュメモリ
主記憶
ハードディスク
レジスタ

正解

解説

 記憶装置のアクセス時間に関する問題です。

 一般的に、記憶装置のアクセス時間は、CPUの中心部に向かうほど速く、CPUから離れていくほど遅くなります。コンピュータの構成要素でもっとも高速に動作しているのは、CPUであり、CPUが頻繁に利用するデータは、できるだけCPUに近いところの高速な記憶媒体にあったほうが、処理速度を向上させることができるからです。

 したがって、CPUが直接利用可能な記憶装置であるレジスタは、最も高速に動作します。主記憶装置も高速に動作しますが、レジスタと比較すると、かなり低速です。このレジスタと主記憶装置の速度の違いを埋めるため、その中間程度の速度をもつキャッシュメモリが、レジスタに次いで高速です。あとは磁気ディスク装置ですが、そのスピードは、数ms ~ 数十ms(ミリ秒)であり、主記憶装置とは桁違いに遅くなります。 (※ そのため、ほとんどの磁気ディスク装置にも磁気ディスク用のキャッシュメモリが搭載されており、主記憶装置とほぼ同等の速度性能をもっています。)



 選択肢アの「CPUの2次キャッシュメモリ」とは、上図でのキャッシュメモリが、1次、2次と2段階に分かれているものがあり、その2段目のキャッシュメモリのことを指しています。なお、一般用途のCPUでは、CPUの1次キャッシュメモリは数十kb、2次は数百kb程度の容量です。

 以上より、選択肢の記憶装置をアクセス時間が早いものから順に並べると、
    レジスタ - CPUの2次キャッシュメモリ - 主記憶 - ハードディスク
となるので、エが正解です。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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