[0127] ファイル転送、文字コード

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
パソコンを用いて作成した会計データを、情報処理部門が管理する全社会計システムヘファイル転送することになった。事前に確認すべき項目として、適切なものはどれか。
双方のコンピュータで使用しているCPUの演算ビット数
双方のコンピュータで使用している文字コード体系
双方のシステム構築で用いたプログラム言語
パソコン内でのデータ処理時間と双方のバックアップ処理時間

正解

解説

 Windowsマシン上で動作するアプリケーションでは、通常、文字コードが Shift-JIS、改行コードが CRLF となっています。ところが、UNIX系のマシンでは、文字コードに EUC、改行コードに LF が一般的です。

 こうしたシステム間の文字コード、改行コードの違いを無視して、何の処置も行なわずにファイル転送を行なうと、いわゆる文字化けを起こすことになります。この原因は、以下の例で説明します。




次の文字列は、WindowsのNotePad(メモ帳)で作成したファイルの内容です。



次に、このファイルを変換処理を行なわず、EUC-JPとして表示してみます。



文字化けが発生してしまいました。これは、Shift-JISコードでの「徹底研究!情報処理試験」という文字列に相当する文字列データ



が、Shift-JISとEUCとでは、対応する日本語の文字が異なっていることが原因です。




 したがって、異なるシステムへファイル転送を行なう場合は、転送先のシステムで正しく読み込むことのできる文字コード、および改行コードをあらかじめ調査し、必要に応じてファイルの変換処理を行なう必要があります。

 よって、イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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