[0074] リピータ

平成12年度秋期 (旧)第2情報処理技術者試験より
 LAN間をOSI基本参照モデルの物理層で相互に接続する装置はどれか。
ゲートウェイ
ブリッジ
リピータ
ルータ

正解

解説

 ネットワーク機器のOSI基本参照モデルへの対応に関する問題です。 

 OSI基本参照モデルについては、フォローアップ講座で一通り説明しています。この問題では、ネットワーク機器に関するもののみの出題ですので、該当部分のみを抜き出してみます。



各層に対応するネットワーク機器



■ ゲートウェイ
 異なるプロトコルで通信を行なっているネットワーク同士を接続するためのネットワーク機器。例えば、TCP/IPプロトコルのネットワークとIPX/SPXプロトコルのネットワークを接続する場合などに利用する。
※ クライアントとサーバの間に入って、個別のプロトコルのデータ中継を行なうものを、アプリケーションゲートウェイと呼ぶ。身近なところではWWWProxyがあるが、これははHTTPプロトコルの中継を行なっている。アプリケーションゲートウェイの場合は、セッション層やプレゼンテーション層、アプリケーション層に対応してる場合が多い。

■ ルータ
 データのルーティングを行なうことで、異なるネットワーク同士を相互に接続するためのネットワーク機器。接続するネットワークや通信経路の種類によって、「リモートルータ」「ダイヤルアップルータ」「ローカルルータ」といった用途に特化したものを使い分ける。

■ ブリッジ
 2つのセグメント(コンピュータやネットワーク機器の集まり)の間に入ってデータの中継および破棄を行なうためのネットワーク機器。それぞれのセグメントから出されるデータの通信先(MACアドレス)を判断して、相手側へ中継および破棄したりすることで、全体的なトラフィック(通信量)を減らすことができる。

■ リピータ
 セグメントの電気的な中継を行なうためのネットワーク機器。ネットワークケーブルの最大延長は決められているので、それを超える長さのネットワークを敷設する場合に使用される。リピータのみで接続可能なセグメント数は5つまでなので、これを超える場合は、ブリッジ等を使用する必要がある。




 以上の説明より、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

関連する(かもしれない)問題