[0059] メモリインターリーブ

平成11年度秋期 (旧)第2情報処理技術者試験より
 メモリインタリーブに関する記述のうち、適切なものはどれか。
新しい情報をキャッシュメモリに取り出すとき、キャッシュ上では不要になった情報を主記憶に書き込む。
主記憶と磁気ディスク間のアクセス時間のギャップを補う。
主記憶の更新と同時にキャッシュメモリの更新を行う。
主記憶を幾つかの並列にアクセス可能な区画に分割し、連続したメモリへのアクセスを効率良く行う。

正解

解説

 メモリアーキテクチャのメモリインターリーブに関する問題です。

 メモリインターリーブは、主記憶装置からのデータアクセス時間を短縮させるためのアーキテクチャです。

 主記憶装置は、アクセスしてからデータを取り出すまでの時間が 数十ns と高速な装置ですが、CPUのスピードに追いつけるほどではありません。そこで、主記憶装置をバンクという単位に分割し、それぞれのバンクに独立してアクセスすることでメモリアクセスの高速化させています。
 たとえば主記憶装置を、バンク0、バンク1というように分割した場合、CPUは以下の手順でメモリアクセスを行います。
    (1) CPUはバンク0へアクセスする
    (2) CPUはバンク1へアクセスする
       (※この間、バンク0のメモリはデータ読み込みを行っている)
    (3) CPUはバンク0へメモリからデータを読み出す
       (※この間、バンク1のメモリはデータ読み込みを行っている)
    (4) CPUはバンク1へメモリからデータを読み出す

 それでは、選択肢をみていきましょう。

 新しい情報をキャッシュメモリに取り出すとき、キャッシュ上では不要になった情報を主記憶に書き込む。
キャッシュメモリのライトバック方式の記述です。

 主記憶と磁気ディスク間のアクセス時間のギャップを補う。
磁気ディスクのディスクキャッシュの記述です。

 主記憶の更新と同時にキャッシュメモリの更新を行う。
キャッシュメモリのライトスルー方式の記述です。

 主記憶を幾つかの並列にアクセス可能な区画に分割し、連続したメモリへのアクセスを効率良く行う。
メモリインターリーブの記述です。


 したがって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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