[0058] VGA, SVGA, XGA

平成12年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
 パソコンの表示機構に関する記述のうち、適切なものはどれか。
CRTディスプレイの解像度は、VGAなどの表示機構とは無関係であり、画面サイズによって決まる。
SVGAはVGAを拡張した表示機構で、色数は256色からフルカラー(16,777,216色)まで様々な表示規格がある。
XGAはSVGAを拡張した表示機構であり、色数を256色に設定しなければならない。
ディスプレイの解像度が高くなるほど、画面に表示できる文字や画像が大きくなる。

正解

解説

 出力装置の表示機構に関するする問題です。

 SGAやSVGA、XGAなど表示機構に関する用語が出てきましたので、それぞれまとめておきましょう。

■ [VGA] Video Graphics Array:640 × 480 ドット

 IBM社が1987年に、同社のPS/2シリーズ用に開発したビデオカードの規格です。現在のwindows系パソコンではこの規格が受け継がれており、全てのグラフィックスアダプタが備えている標準的な規格として、システムのインストール時やセーフティーモードなどでは、このVGAの画面モードが使われています。


■ [SVGA] Super VGA:800 × 600 ドット(1,024 × 768,1,280 × 1,024 など)

 VGAよりも高い解像度や発色数をサポートする表示規格です。VGAが普及して以降、各ベンダーがより高解像度の表示規格を開発しており、それらはVGAを拡張する形をとっていたので、まとめてSVGAと呼ばれていました。そのため基本的にSVGAは各社独自の規格ということになりますが、VESA(Video Electronics Standards Association)が、規格としてSVGAを標準化しています。
 VESAが表示規格を策定するなかで最初に標準化した規格が、800 × 600 ドットであったため、解像度に関して「SVGA」と呼ばれるときは、この「800 × 600 ドット」のことを指すことが多いです。


■ [XGA] eXtended Graphics Array:1,024 × 768 ドット

 IBM社が1990年にリリースしたビデオカードの表示規格です。当時一般的であったVGA規格を拡張したもので、1,024 × 768 ドット、256色を表示可能にしました。


その他

SXGA:1,280 × 1,024 ドット
UXGA:1,600 × 1,200 ドット

などがあります。



 それでは選択肢をみていきましょう。

 CRTディスプレイの解像度は、VGAなどの表示機構とは無関係であり、画面サイズによって決まる。
CRTディスプレイの解像度は、画面サイズによって決定されるわけではありません。

 SVGAはVGAを拡張した表示機構で、色数は256色からフルカラー(16,777,216色)まで様々な表示規格がある。
正しい記述です。

 XGAはSVGAを拡張した表示機構であり、色数を256色に設定しなければならない。
XGAはIBM社がVGAを拡張した規格です。

 ディスプレイの解像度が高くなるほど、画面に表示できる文字や画像が大きくなる。
解像度が高いほどドットのサイズが小さくなるので、文字や画像のサイズは小さくなります。


 よって、イが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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