[0050] アウトソーシング

平成13年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
 情報システムのコストを削減するために、情報システムの開発や運用保守にかかわる全部又はほとんどの機能を外部の専門企業に委託する形態はどれか。
アウトソーシング
アライアンス
システムインテグレーション
人材派遣

正解

解説

 外部環境活用に関する用語の問題です。

 まずは、それぞれの選択肢の意味を説明していきます。

■ アウトソーシング(outsourcing;外部委託)

 アウトソーシングとは、業務機能の一部を企業外部の組織で実現することです。

 アウトソーシングによってその企業で抱えていた固定的な人的資源が不要となるため、コスト体質を改善することができます。また、企業本来の事業分野に人材を投入できるため、より一層事業の専門性を高めることができます。


■ アライアンス(alliance;戦略的同盟)

 アライアンスとは、取引関係上の連携、リレーションシップの強化という枠を越えて、企業間でお互いに活用しあえる経営資産の相互活用関係を構築することです。

 アライアンスを組むことにより、 効率的・効果的に顧客に接近できる、製品開発・流通開拓などのリスクを低減できる、業界にない新しい価値を創造できる、といったメリットがあります。


■ システムインテグレーション(system integration;システム統合)

 システムインテグレーションとは、ユーザの利用目的に合わせて、多種多様のハードウエアやソフトウエアから最適な組み合わせを選択し、システムを構築することです。

 このシステムインテグレーションの舵取りを行い、設計から開発、運用までを行う企業は、システムインテグレータと呼ばれています。


■ 人材派遣

 人材派遣とは、ある人材を求める企業が、正社員を雇用するのではなく人材派遣会社と派遣契約を結んで人材を調達することです。

 正社員やパートタイマーを雇用する場合と比べて、短期間で調達できる、即戦力人材が確保できる、人材の登用に関するコストを削減できる、といったメリットがあります。



 問題文では、「機能を外部の専門企業に委託する形態」とあるので、アのアウトソーシングが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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