[0023] HTML

平成12年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
 インターネット閲覧ソフト(ブラウザ)とHTMLの関係に関する記述のうち、適切なものはどれか。
HTMLは規格が統一されているので、同一の記述であればブラウザによって表示が異なることはない。
HTMLは、対象とするブラウザによって記述法が全く異なる。
HTMLは、利用するブラウザによって記述できるタグが異なる。
ブラウザはOSと完全に結びついており、OSのバージョンによってその仕様が異なる。そのため、OSのバージョンによってHTMLの記述法が異なる。

正解

解説

 HTMLに関する出題です。

 HTMLとは、HyperText Markup Languageの略で、ブラウザで表示するWebページを記述するためのマークアップ言語です。W3Cによって標準化が行なわれているものの、各社からリリースされたブラウザはそれぞれ独自のタグを実装しており、どんなブラウザであっても同じ表示を行なうようすにするためには、さまざまな配慮が必要になってきています。

■ W3CとHTMLのかかわりについて

 W3Cは、WWW consortiumの略で、1994年にMITとCERNによって設立されました。W3Cは、HTMLおよびこれに関連する仕様の標準化を進めています。

 1996年 HTML3.2を発表
 1996年 レイアウトを記述するための「CSS」スタイルシート言語を導入
 1997年 HTML4.0を標準勧告
 2000年 XML1.0でHTML4.0の記述を行なうための「XHTML1.0」を標準勧告


 それでは選択肢をみていきましょう。

 HTMLは規格が統一されているので、同一の記述であればブラウザによって表示が異なることはない。
各社ブラウザ独自のタグ実装により、必ずしも同じ表示が得られるとは限りません。

 HTMLは、対象とするブラウザによって記述法が全く異なる。
基本的には、W3Cの標準勧告を実装しているので、記述方法がまったく異なるということはありません。

 HTMLは、利用するブラウザによって記述できるタグが異なる。
正しい記述です。

 ブラウザはOSと完全に結びついており、OSのバージョンによってその仕様が異なる。そのため、OSのバージョンによってHTMLの記述法が異なる。
OSとブラウザは、一部モジュールを共有している場合がありますが、「完全に結びついている」という記述は正しくありません。また、OSのバージョンとHTMLの記述法には関連がありません。互いに独立しています。


 よって、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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