[0018] マクロウイルス

平成12年度秋期 初級システムアドミニストレータ試験より
 ネットワークに接続したパソコンのウイルス対策に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
FTPでダウンロードした文書ファイルはマクロウイルスに感染しないので、ネットワークプロトコルをFTPに統一することが有効である。
電子メールに添付された日本語ワープロの文書ファイルから感染することはないので、日本語ワープロの文書ファイル以外の添付ファイルを開かないようにする。
電子メールに添付されたファイル、出所不明のフロッピーディスク、CD-ROMに格納されたファイルを使用する前に、ワクチンソフトでチェックすれば、ウイルス感染を防止できる。
電子メールの発達によって感染が急速に広まるようになったので、ワクチンソフトのウイルス定義ファイルを定期的に更新することが重要になっている。

正解

解説

 セキュリティーに関する問題です。

 コンピュータウイルスから身を守るには、以下の7箇条を遵守します。

■ パソコンユーザのためのウイルス対策 7箇条

  • 最新のウイルス定義ファイルに更新しワクチンソフトを活用すること
  • メールの添付ファイルは、開く前にウイルス検査を行うこと
  • ダウンロードしたファイルは、使用する前にウイルス検査を行うこと
  • アプリケーションのセキュリティ機能を活用すること
  • セキュリティパッチをあてること
  • ウイルス感染の兆候を見逃さないこと
  • ウイルス感染被害からの復旧のためデータのバックアップを行うこと
「IPA ウイルス対策7箇条(リニューアル)」より引用
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/7kajonew.html


 それでは選択肢をみていきましょう。


 FTPでダウンロードした文書ファイルはマクロウイルスに感染しないので、ネットワークプロトコルをFTPに統一することが有効である。
マクロウイルスに感染したファイルをダウンロードしてしまえば、そのマクロを実行するアプリケーションを使用したときにウイルスに感染してしまいます。FTPやHTTP、メールなどどんな通信経路であっても、マクロウイルスをダウンロードしてしまえば、感染の可能性があります。

 電子メールに添付された日本語ワープロの文書ファイルから感染することはないので、日本語ワープロの文書ファイル以外の添付ファイルを開かないようにする。
日本語ワープロソフトのマクロ機能を使ったウイルスもあります。

 電子メールに添付されたファイル、出所不明のフロッピーディスク、CD-ROMに格納されたファイルを使用する前に、ワクチンソフトでチェックすれば、ウイルス感染を防止できる。
ウイルスチェックは大切ですが、ウイルス定義ファイルが定期的に更新されていることが前提となります。

 電子メールの発達によって感染が急速に広まるようになったので、ワクチンソフトのウイルス定義ファイルを定期的に更新することが重要になっている。
「パソコンユーザのためのウイルス対策 7箇条」の最初に挙げられています。


 よって、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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