[0017] ルータ

平成11年度秋期 (旧)第2種情報処理技術者試験より
 ルータに関する記述として、適切なものはどれか。
データリンク層での接続を行い、トラフィック分離機能をもつ。
トランスポート層以上のプロトコルを含めてプロトコル変換を行い、異なるネットワークアーキテクチャをもつネットワークを相互に接続する。
ネットワーク層での接続を行い、広域網を介してLAN間を接続する場合などに使われる。
物理層での接続を行い、接続距離を延ばすために使われる。

正解

解説

 ネットワーク分野からの問題です。

 ルータとは、異なるネットワーク同士を相互接続するためのネットワーク機器です。英語では router と書きます。routeは「道筋、道筋を決める」といった意味の単語です。ネットワーク機器のルータは、まさにこの意味で、自分のネットワークから他のネットワークへデータを運ぶための「道筋案内」をしてくれる装置です。

 下の図で説明すると、ネットワークA上のある端末が、ネットワークBへ向けてデータを送信するものとします。ルータはこのネットワークAの端末から出されたパケットを解析し、ネットワークB向けのパケットである、と判断し、広域網の方ではなく、ネットワークBの方へそのパケットを送信してくれます。ルータのこうした働きをルーティングといいます。




 ルーティングは、OSI基本参照モデルでの第3層、すなわちネットワーク層での役割に相当します。

 それでは選択肢をみていきましょう。

 データリンク層での接続を行い、トラフィック分離機能をもつ。
ブリッジの説明です。

 トランスポート層以上のプロトコルを含めてプロトコル変換を行い、異なるネットワークアーキテクチャをもつネットワークを相互に接続する。
ゲートウェイの説明です。

 ネットワーク層での接続を行い、広域網を介してLAN間を接続する場合などに使われる。
ネットワーク層での接続を行なう機器は、選択肢の中ではルータだけです。

 物理層での接続を行い、接続距離を延ばすために使われる。
リピータの説明です。


 したがって、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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