[0013] プロトタイピング

平成12年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
 システム開発技法の一つであるプロトタイピングの特徴に関する記述として、適切なものはどれか。
開発の各段階を逐次進めていくので、開発管理が容易である。
システムの一部(サブシステム)の開発プロセスを繰り返していくので、工程の後戻りが起こりにくい。
設計上の誤りの発見が遅れがちである。
利用者と開発者の間の、システム要求についての解釈の違いが早い段階で確認できる。

正解

解説

 システム開発分野からの出題です。

 プロトタイピングとは、製品の本格的な生産を行う前、試作品を製造して設計上の欠陥がないかどうかをチェックする手法で、ソフトウェア開発分野でもよく利用されています。

 また、プロトタイピングには、システム要求の解釈の違いを早期に確認できるという特徴があります。ソフトウェア開発は、目に見えない「システム」というものを創る作業であるため、エンドユーザーのシステム要求と開発側の解釈を、早い段階で一致させられるかどうかは、大変重要な管理ポイントとなります。

 それでは、選択肢をみていきましょう。

 開発の各段階を逐次進めていくので、開発管理が容易である。
ウォーターフォールモデルの説明です。

 システムの一部(サブシステム)の開発プロセスを繰り返していくので、工程の後戻りが起こりにくい。
スパイラルモデルの説明です。

 設計上の誤りの発見が遅れがちである。
プロトタイプの特徴ではありません。

 利用者と開発者の間の、システム要求についての解釈の違いが早い段階で確認できる。
正しい記述です。


 以上より、エが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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