[0010] 流れ図,繰り返し構造

平成12年度春期 (旧)第2種情報処理技術者試験より
 流れ図は、1からN(N ≧ 1)までの整数の総和 (1 + 2 + … + N)を求め、結果を変数xに入れるアルゴリズムを示している。 流れ図中のaに当てはまる式はどれか。

i = N
i < N
i > N
x > N

正解

解説

 アルゴリズム分野からの出題です。

 流れ図が問題に出されている場合、まず流れ図の全体の構造を掴みましょう。今回の問題であれば、以下の構造に着目することが重要です。



 オレンジ色の線の部分に着目してください。この流れ図は、

    (1) ある条件を満たさない(No)と、繰り返しを続ける
    (2) ある条件を満たす(Yes)と、繰り返しを抜ける

という繰り返し構造になっています。

 繰り返し構造を、総和の計算にどうやって適用させていくのでしょうか?

 1からNまでの総和を求めるのであれば、0+1=1, 1+2=3, 3+3=6, 6+4=10 と繰り返しながら計算を行っていき、x に求めたい総和が入った入った時点で繰り返しから抜けるような条件を、「a」に設定すればよいことになります。

 それでは「実験」をしてみましょう。仮に N = 4 とすると、1から4までの総和、すなわち x = 10 になったら、流れ図を終了させるものとします。実験結果は下の表のようになります。



 i = 5 となったとき繰り返しを抜けています。今回の実験では、N = 4ですから、「i が Nより大きい」というのを繰り返しを抜ける条件にすればよいですね。

 したがって、ウが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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