[0006] DHCP

平成12年度春期 初級システムアドミニストレータ試験より
 A社では、TCP/IPを標準プロトコルとする社内LANを設置し、ノート型パソコンを全員に配付することにした。これらのパソコンには固有のIPアドレスは割り当てず、LANに接続された状態での起動時又は要求時に、随時IPアドレスを割り当てるものとする。このようなIPアドレスの自動割当てを可能にするプロトコルはどれか。
DHCP
FTP
PPP
SMTP

正解

解説

 TCP/IPのプロトコルに関する問題です。

 それぞれの選択肢のプロトコルを説明していきます。

 DHCP
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、クライアント起動時に動的(Dynamic)にIPアドレスを割り当てて、切断時にIPアドレスを回収するためのプロトコルです。ゲートウェイアドレスやドメイン名、サブネットマスクなどの情報も同時にクライアントに通知することもできます。LAN上のPCにあらかじめIPアドレスを割り当てる必要がないので、ネットワーク管理者にとっては楽な方法と言えそうです。また、固定でIPを割り当てないので、そのネットワークが利用可能なIPアドレスが節約できるなどのメリットもあります。

 FTP
FTP(File Transfer Protocol)とは、ネットワーク上のクライアントとホストコンピュータとの間でファイル転送を行なうためのプロトコルです。

 PPP
PPP(Point to Point Protocol)とは、電話回線とモデムを使ってTCP/IP接続をするためのプロトコルです。現在でも、PCからモデムと一般公衆回線を使ってプロバイダに接続する場合に使用されています。

 SMTP
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは、電子メールを送信するためのプロトコルです。ちなみにメールをメールサーバーから受信するためのプロトコルはPOP(Post Office Protocol)ですね。


 よって、アが正解となります。
※ 解説の内容は執筆時点のものであり,含まれている情報の正確性,妥当性について保証するものではありません。ご注意ください・・・

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